不思議な鏡迷宮【神アカシ篇】ページ10

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様の、一日でも早い復旧と平穏な生活ができますように、お祈りしております。。。

計画停電のある地域の皆様も、色々と危険が多いのでお気をつけくださいませ。

私の住んでいる地域は東京に近い神奈川ですが、それでもすごい揺れてビックリしました。

買い占めが起きて、電池が手に入らなくてロウソク生活になってしまうかと思ったけれど、大分落ち着いたので、こちらは大丈夫です。

こうしてパソコンができることは、とても幸せなことですね。それを大切にしながらブログを更新していきたいと思います。

募金や節電に協力することくらいしかできないけれど、なるべく音量はゼロにして、細々と進めていきます。。。

下からは、いつもの小説の文章となります。。。m(__)m;;











僕と若頭は、夜の魔術師を捕まえるべく罠を張ることにした。

もちろん今度は、学園内に生徒も教員も誰一人残っていない状態とする。僕と若頭のふたりだけだ。

若頭は相変わらずあの少年を悪霊だと言うが、僕にはもっとタチの悪いものに思えた。ただの人間でないことは確かだろうけど。

それに――。 【お兄ちゃん】……。 あの言葉が胸に引っかかる。

単純に、僕が年上のお兄さんだからそう呼んだのか。 それとも――。

僕をお兄ちゃんと呼ぶのは修道院にいる弟と妹たちだけだ。 もちろん、あんな少年が修道院にいるはずもない。

窓の外を眺めて思った。 たしか、今日は満月だったな。



……そして、しばらくして夜のとばりが落ちた。

静寂を破って、リンと学園内に音が響いた。見えない糸に鈴を付けて学園中に張り巡らせておいた。

それに掛かった、夜の魔術師が侵入してきた合図だ。さらに一度入ったら出られないように強力な結界を張ってある。

姿は見えないが、僕と若頭はチリンチリンと音のするほうを追っていく。音は上へ上へと向かっている。

どうやら、むこうも罠に気が付いて逃げ回っているようだ。このまま進んでも、もう……そこに逃げ場なんて無いのに。

僕たちは、立ち入り禁止の紐を切って、屋上へと続く扉を開いた。 そこに、立ち尽くす少年の姿があった。

不気味なほど巨大な満月に照らされて、暗闇の中で碧光りするように、ぼんやりと浮き上がっていた。

……ついに、夜の魔術師を追い詰めたのだ……。


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